S.M さん/2019年04月入社
岡山理科大学 理学部 生物化学科
製薬企業に行きたい気持ちが強かったのですが、いきなり製薬の社員として働くには院卒や実務経験などが必要で、そのキャリアを積むため目を付けたのが特定技術派遣でした。特にアドバンテックは転籍を積極的に推奨しており、そのためのサポートも充実していることからキャリアの形成に有効だと考えこの会社を選択しました。
製薬企業で分析関連業務を行っています。配属されたての頃はHPLCやアミノ酸分析、吸光定量など、分析寄りの内容もやっていましたが、今はIn vitroで細胞を用いた開発品目のヒト細胞への取込み効率とその活性、長期保存における薬剤安定性など細胞に対する薬剤の影響を測定しています。細胞もマスターセルから培養、都度ストックの作製もしており、用いる培地の調製などもしています。
ちょうどコロナ渦真っただ中に配属され、ワクチンだ在宅だといろいろイレギュラーが発生することが多かったのですが、特にそういった状況において正しく報連相(特に報告)することは心がけていました。自己判断ほど危ういことはありませんから、何かあればしっかりと報告し指示を仰ぐこと。ただそこで聞くだけになるのではなく、自分はどうすべきだと考えたかを話す(一方的なコミュニケーションにならないようにする)ことも意識していました。
後輩へのメッセージ
これから研究職としてその職場で働いていくということは、基本的にはその職場の方々と協力し長い間一緒に業務を遂行しておくことになるかと思いますので、コミュニケーションをとることは大切にしてください。素直にハキハキ「この人となら仕事がしたい」と思ってもらえるよう(ご機嫌を取れということではなく)誠実に対応していれば、その姿勢がいつか実を結ぶ日が来ますので。