S.R さん/2022年04月入社
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科
バックグラウンドに捉われず、研究職として働くことのできる会社であると感じたからです。
大学院に進学したということもあり、働く上でも研究に関わりたいと考え医薬品メーカーの社員枠に絞り就職活動をしていましたがご縁がなく、そのような中でアドバンテックの説明会に参加しました。
そこで、各々のスキルを考慮した上で現在のスキルを活かした現場やこれからスキルを培うことのできる現場など、様々な研究業界に挑戦できる環境であるところが魅力的だと思いました。また、働く中で実績を評価していただくことができれば、派遣先に転籍も可能であるため働き方の選択肢の幅も広げやすいとも感じました。
能動的に動きたいと思える人には挑戦する機会を与えてもらえる環境ですし、本人次第で様々な道を拓けることのできる会社だと思います。
現在は、主に遺伝子分野でのPCR製品開発に向けた試薬性能評価、技術文書作成を中心とした業務を担当しています。試薬性能評価では、主担当の評価項目の試験計画から取り組み、実験、結果考察後にPJメンバーにMTG等で報告しています。担当している評価の一つ一つが製品開発に繋がる重要な仕事であると認識しており、限られた納期や試薬の下、どれだけ求められる評価を実施できるか、ニーズに臨機応変に対応することができるか常にアンテナを立てるよう心掛けています。技術文書作成では扱える装置種や実験手技を共有できるようマニュアル作成およびレクチャーし、業務の効率化に取り組んでいます。
転籍・直接雇用された先輩方が口を揃えて話されているかと思いますが、やっぱり一番大切なことは「コミュニケーションを積み重ねること」です。日々の業務上の報連相等のコミュニケーションから意思疎通はだんだんと容易になり、仕事をしやすい関係性が自ずと築けます。コミュニケーションが不足していては業務上の認識ズレがPJメンバー間で生じた際の気づきが遅れ、防ぐことができたであろう失敗の発生が起こりうります。研究職はある程度のスキルや知識ももちろん必要となってきますが、どんなにスキルや知識があり、単独で仕事のできる人材であったとしても、コミュニケーションがなくては円滑に業務を進める事は困難です。このことを念頭に業務にあたっていたことが一つの評価に繋がったのかと思います。
後輩へのメッセージ
未経験の分野、現場に足を踏み入れる瞬間は不安と緊張でいっぱいいっぱいになるかと思います。
ですが、最初の一歩を踏み出すことができる人はきっと大丈夫です。できないことを数え上げて縮こまってしまうよりもできることから一つずつ実行してみてください。失敗したとしてもそれは成功の材料と思ってください。経験を積んでいくうちにできないことよりもできることが多くなりいずれそれが自信にも繋がります。