巣立った先輩社員の声INTERVIEW

Y.Y さん/2023年04月入社
東京農業大学 応用生物科学部 食品安全健康学科

主体的に行動する。出会った人たち、お仕事のご縁を大切にする。

当社を選んだ理由

当社を選んだ理由

自分のやりたいことのためにどんなスキルが必要なのか、親身になって考えてくれる会社だと思ったからです。面接に伺った際、学生時代にどんな研究や実験をしていたか、将来どんな職につきたいかを丁寧にヒアリングしてくださいました。また、入社して2週間は基本的な実験操作や、化学の基礎知識や日本薬局方などの法律に基づいた基準書などを学ぶ研修がありました。前職では研究とは関係がない業界で働いていたので、充実した研修があったことも入社する決め手となりました。

現在の仕事内容

現在の仕事内容

私はコンパニオン診断といってがん患者さんに合う薬を診断する検査に携わっています。その検査は患者さんの検体の核酸を使います。別の部署が抽出したDNA、RNAをマイクロピペットを使ってそれぞれプレートに移し、DNAであればそこから核酸濃度を調節してから専用試薬に移してリアルタイムPCR装置で増幅反応させます。RNAは逆転写反応を工程に加えDNAと同様の操作をしていきます。リアルタイムPCRで得られた結果を確認し報告出しするまでがその検査での私の一連の流れです。この結果によって患者さんに投与するべき薬が決まるので非常に責任のある検査です。結果に誤りが無いよう細心の注意をはらって作業しています。

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

主体的に行動することです。派遣された身である以上仕事は指示されることが多いと思います。だからと言って指示待ち状態に慣れないように心がけました。自ら考えて行動する心がけは色んなことに繋がると考えています。この作業は何のためにやるのか、この機械を使うときはどんなことに気を付けて操作しなければいけないのか、この検査を受けた患者さんはどんな状況なのか。自分で考えて生まれた疑問を調べて解決していくことを習慣にしていった結果、課題を発見する力になり自分のスキルアップに繋がりますし、周りの方から評価され直接雇用に繋がったのではないかと思います。

後輩へのメッセージ

もしかしたら配属される場所は自分が思っていたものと違うこともあるかもしれません。しかしそこで経験したことや出会った人たちの仕事に対する考え方ややり方をしっかりと大切にして自分のものにできるかどうかで将来が変わってくると私は考えます。私自身転籍した業界は今まで考えたことがありませんでしたが、それは自分の視野が狭かったからです。今ではこの業界のことをもっと知りたい、働きたいと思えるようになり非常にやりがいを感じています。皆さんもこうしたきっかけに出会えるかもしれませんので、ぜひ配属された場所で挑戦してみてください。自分に合った仕事が見つかることを願っています。