巣立った先輩社員の声INTERVIEW

分析の仕事に就きたいという思いはありましたが、その他の優先すべき事項が分からないまま就職活動をしていました。そんな時に研究室の先輩を通してアドバンテックを知り、様々な会社で分析の経験を積みながら自分に合った会社を吟味し、転籍を目指すことができるという点に魅力を感じました。学部卒という不安もありましたが、アドバンテックであれば納得できる自分のキャリアプランを描けると感じたので入社しました。

環境コンサルティングの会社で、主に水質及び土壌の分析を行っています。水道水や排水、河川水、土壌などが基準を超えていないか各種法律に従って分析を行っています。水蒸気蒸留装置を用いた底質の硫化物の分析、LC/MSMSを用いたPFASの分析など、手分析、機器分析問わず幅広い分析を担当しています。自らが分析した結果が、様々な依頼者に届き、ゆくゆくは人の健康や環境の保全に繋がるという点に非常に責任とやりがいを感じています。

配属企業二社目ということもあり、少しでも早く力になりたいという気持ちを大切に、二つのことを意識しました。一つ目は、正確性です。わからないことや少しでも疑問に思った事をそのままにしたり、自分で判断するのではなく、とにかく誰かに質問するようにしました。また、初めての業務や久しぶりの業務を行う際は、ミスをしやすい点を予め整理した上で取り組むようにしました。ミスをした際は、原因と対策を記録に残し、同じミスを繰り返さないようにしました。
二つ目は効率性です。依頼される分析項目と検体数は日によって異なり、それぞれ分析にかかる時間を考慮し、優先順位を決めた上でその日のスケジュールを意識し、なるべく多くの分析をこなせるよう工夫をしました。