K.S さん/2023年04月入社
日本大学 生物資源科学部 応用生物科学科
私は学生時細胞分野の研究室に所属しており、将来的には細胞に関わる仕事がしたいと考えていました。 学生生活の大半はコロナ禍により自宅で過ごすことになり、実際に手を動かして実験する機会は数えるほどしかありませんでした。経験の浅さから細胞を相手にする職に就くのは難しいだろうと感じていましたが、アドバンテックの「未経験から研究開発職を目指す」という言葉が目に留まり入社を決めました。
現在は再生医療等製品の製造に携わっています。 業務内容としてはGMPに則り細胞培養や製造業務を担当しています。また、製造に使用するマテリアル管理やトレーナーとして新人のトレーニングなどの事務作業にも携わっています。 製造だけでなく環境モニタリングや製造記録のレビュー、SOP改訂、インシデント・逸脱対応など幅広く業務に従事し、製品の安全性・品質の向上に貢献しています。 最近ではプロジェクトに使用するラベルの新規デザイン作成を任されており、自分で一から作り上げる楽しさを感じています。
私は常に考え迅速に行動することを心掛けました。 製造業務は決められた手順に沿って行われるルーティンワークなので「ミスをせず安定した作業」以外で他者と差をつけるのは難しいと考えました。そのため、視野を広げ周りの作業者が今何を必要としていて、この先何が必要になるのか、どう動けば無駄を省くことができるのかといった「今・近い未来・自分」に目を向け常に考えて行動しました。人から何か頼みごとをされた際には即行動し当日中に成果物を提出するようにすることで自分と他者との差別化を図りました。
後輩へのメッセージ
私もまだ社会に出て2年ですが、言われたことはやる、分からないことはすぐ聞く、してもらったことに感謝する、自分の非を認め謝れる。これらの事ができる人は人として強いなと感じました。 当たり前のように感じますが意外とできない人、しない人が多いです。会社もそうですが個人としても信頼で成り立っている部分は少なからずあります。日々の業務の中でできることを考え意識して行動してみてください!