M.S さん/2016年01月入社
神奈川大学 理学部 総合理学プログラム(生物科学科)
就職難で大学からもプレッシャーをかけられていた中、もともとアルバイトで販売業をしていたこともあり小売販売業に就職しました。接客自体は楽しかったのですが、内心では「理系の大学を卒業したのに・・・」という思いがありました。
そんな中でふと目にした就職支援サイトでアドバンテックの企業ページを見つけました。
理系の知識を使った仕事には就いてみたいけれどブランクもあるし、内定をもらえるとは思わず興味本位でエントリーしたのがきっかけでした。
面接時にブランクがあり不安であることなど、親身に聞いてくれたこと、また研修制度があり安心感があり、ここなら新しいことへ挑戦できると思いました。
送られてきた検体の受付や、検体の検査業務が主な仕事です。
私の担当は送られてきた犬の血清のIgEをELISA法を用いて測定しています。
IgE測定担当の仕事は基本的には検査を優先していますが、それ以外にも試薬の調整等も行っています。
作業的には難しくありませんが、一定時間同じ作業を繰り返し行うことや何かをしながら他の仕事をするということが多く、注意力や計画力、チームワークも必要になってくる仕事です。
【大体の1週間の流れ】
・1日目午前:朝礼→検体開封→ELISA1日目(ブロッキング等) 午後:ELISA1日目注入作業
・2日目午前:ELISA2日目 午後:プレートの取り込み
この作業を1週間で繰り返します。日によって検体数も40~180枚と異なります。
ELISAの他にも、電動8連ピペット、ピペット、ウォッシャー、分注機、プレートリーダーなど使用しながら日々行っています。
もともとまったく異なる分野からの転職でしたので、挨拶や返事などの基本的なことをより意識して日々仕事をしていました。
経験がないとわからないことも多かったので、全て指示を受けたら細かいことでも曖昧にせずに質問し作業を行いました。すぐに確認することでミスも少なく出来たと思います。また、ミスをしたらすぐに報告し次に向けて改善していくことも重要だと思います。
また、作業をしながらも、他の方が今なにをしているのか、どのような順序で仕事を進めているのか意識して見るようにしていました。
ミスをしないように社員さんが何に注意をしているのかを把握することで、私一人で作業をするときの判断の参考になりました。
後輩へのメッセージ
まず出来ないこと、出来ることをしっかり把握して、教えてほしいことやわからないことを明確に伝えられるようにしておくこと。曖昧なことは必ず確認を行うこと。知識や経験も必要だと思いますが、作業をするのは自分1人だけじゃないことを念頭に仕事をすることがとても重要だと思います。
経験や知識は時間と努力である程度ついてくるものです。しかし、自分をより「いい人」として認識してもらえる期間は入って1~3ヶ月の間だけです。そのためにもまずはマナーや表情に気をつけてみるといいと思います。些細なことですが出来ないともったいないと思います。
また「ずっと一緒に仕事をしたいひと」になる事を心がけています。自分がなりたいひとに近づけるように頑張っているとその頑張りを誰かがみてくれています。そして評価を頂き仕事を任せてもらえるようになると思います。