C.I さん/2013年04月入社
近畿大学 農学部 応用生命化学科
私が入社を決めた理由は、進路の選択肢が多いのではないかと思ったからです。
私は就活を続ける中で、将来どのような仕事をしたいのか自分でも分からなくなっていました。研究職志望でしたが、自信がありませんでした。アドバンテックは研究職として働けることはもちろん、様々な進路を選択できる会社だと思い入社を決めました。社員が幅広く将来を考えることができる環境であると感じています。
所属当初より、農薬原体の含量測定試験と農薬分析標準品(AS)の純度検定試験を担当しました。そして、試験責任者(SD)として、試験計画書の作成、試験の実施、報告書の作成を行っています。月に5-7件の含量測定試験の試験責任者を同時に担当し、試験を遂行しています。
また、農薬の登録に必要な作物残留試験も行っており、試験担当者として作物の前処理と分析を担当し、分析主任試験員(PI)の下で試験スケジュールを遵守しながら実験計画を組み、迅速に試験を行っています。
初めは、指示にされた仕事をこなすことが多かったのですが、自分の能力向上のためにも指示が出る前に出来ることを自ら探し実行し、上司に報告するように心掛けました。その結果、責任者のある仕事を任せていただき、試験責任者を担当することができました。
作物残留分析は作物由来の夾雑物が多く、それに伴って前処理の方法や分析操作が複雑でした。そこで、先輩社員の試験の見学を行い、前処理方法や分析操作上の注意点や機器の取り扱い方法等を学び、それらを踏まえて、自ら試験操作の反復練習を行うことにより、精度の高いデータを採取できるよう取り組んでいました。また、外部で開かれるセミナーに積極的に参加し、機器分析や前処理法に関する知識や理解を深めるよう努めました。
後輩へのメッセージ
就業先では就業先でのやり方やルールがありますので、いち早くそれに順応することと、報告連絡相談を軸とし、就業先の人たちとうまくコミュニケーションをとりながら仕事を進めていけたらいいと思います。派遣社員だからと言って指示された仕事だけをこなすのではなく、積極的に仕事に関わっていくことが直接雇用につながります。日々自分で考え行動することを忘れずに、頑張ってください。