巣立った先輩社員の声INTERVIEW

Y.F さん/2016年04月入社
東京理科大学大学院 理工学研究科 応用生物科学専攻 修士課程

自分の仕事に対していかに責任とこだわりを持って取り組むか

Y.F さん/2016年4月入社 東京理科大学大学院 理工学研究科 応用生物科学専攻 修士課程 自分の仕事に対していかに責任とこだわりを持って取り組むか

当社を選んだ理由

当社を選んだ理由

私がこの会社を選んだ理由は、面接の段階で転籍・直接雇用のバックアップについて丁寧に説明して頂き、研究職に就きたいという私の希望が叶うと感じたからです。研究職は他の職種と比べて狭き門であると感じていた就職活動当時の私は、この会社を含む技術系社員の派遣をしている会社に数社エントリーしました。その中でも特に転籍・直接雇用のお話を強調して頂けたのは、この会社でした。
就業後も月1回の面談などコーディネーターの方とお話しする機会が定期的にあり、転籍に向けてのプランニングについても相談に乗って頂けました。

現在の仕事内容

現在の仕事内容

医薬品の研究開発、具体的には医薬品の候補物質の探索を行う過程で、標的タンパク質と選定されてきた候補物質との複合体(以下、複合体)の構造解析を行っています。
専門的は話にはなりますが、複合体のX線結晶構造解析を目指して、発現系の選定・ベクターの構築から発現・精製、結晶化、構造情報のデータ解析までの一連の流れを行います。常時2~3プロジェクトを担当して同時並行で進めています。
候補物質が標的タンパク質にどう結合しているかという情報は、創薬においてとても重要な情報となります。他の多くのチームがこのデータを基にして仕事をするので、非常にやりがいのある仕事をさせて頂いています。

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

①一つ一つの仕事を責任を持ってやり遂げる事。これは、例えば研究職の場合、ポジティブなデータが出るまでという意味ではなく、後々検証可能な状態のデータを最後まで取りきって、最後まできちんとまとめ上げる、という事です。 (この過程で関係各所とコミュニケーションを取って報告したり軌道修正したりするのが重要なのは言わずもがなです。) 検証可能な状態でまとまっていれば、その仕事を先に進めるべきか引くべきかの判断材料になります。どちらになっても、次の仕事の方針が決まります。この過程の繰り返しが、信頼、さらには転籍へと繋がっていくと考え、常に心掛けました。
②仕事にこだわりを持って取り組む事。例えばデータのまとめ方や実験中の器具の操作にまで自分のこだわりを持つ事ができるかは、意外と重要であると考えています。こだわりは、その人なりの統一感につながり、その人特有の信頼感につながります。上司の方々は私の事を理解する上でこういったこだわり、すなわち個性を見ていると感じ、私なりに仕事にこだわりを持ち続ける事を心掛けました。

後輩へのメッセージ

①自分の仕事に対してこだわりが出せるかどうかは、その仕事が自分に合っているかどうかの指標になると思います。こだわりは好きな事にしか持てない感覚であるからです。仕事を始めたばかりでは難しいですが、慣れてくると自分なりのやり方が見えてきます。ぜひ、自分のこだわりを出せる仕事を見つけ、存分に発揮してください。仕事を探している方は、自分が何にこだわるかを考えれば、何か見えてくるかもしれません。
②何事もそうですが、仕事も必ずしもうまくいく物ばかりとは限りません。いろいろな方法を試すとは思いますが、それでもうまくいかない場合はそういう物なので、落ち込まないでください。そして、うまくいかない物であるという証拠を論理的に積み重ね、上司や周囲の人を納得させてください。うまくいく仕事もいかない仕事も、確実にあるべき形にしていく事こそが重要な事です。