S.O さん/2020年06月入社
宮崎大学 工学部環境応用化学科
選んだ理由としましては
・100%研究職(研究開発、製造、品質管理等)で働くことが可能だという点。
・アウトソーシング形態のため、環境を変えることが他よりも比較的容易であり、技術や経験を養いやすいと考えたため。
・直接雇用への可能性に対するバックアップ体制や実績があったため。
以上の3点になります。
再生医療等製品の主にセルカウンターやフローサイトメーター、マルチモードリーダー等を用いた品質管理試験、安定性試験を担っております。それに伴って必要となる試験に使用する検体の細胞調製や試薬の調製、細胞のバンキング等の業務も担当しております。また、新規の試験品目の開発やバリデーションの実施も行います。行っている業務は全てGMPグレードのため、検体管理や書類管理、資材管理、機器管理も大切になり、それらの管理や発案、作成等の業務や、原材料に対してのCoAや試験といった適格性評価も実施しております。
先ず初めに配属されたチームには学部卒がいなかったため、学部卒の私では知識の面では到底太刀打ちできないと思い、最初から直接雇用を視野に入れておりませんでした。ですので、心掛けたことは「自分ができる範囲でいかに配属されたチームや会社のためになるかを考えて動くこと」になります。具体的には周りを知るために周囲とのコミュニケーション。常に仕事を楽しいと思えるように、また学部卒&社会人1年目のディスアドバンテージを脱却するために日々の勉強を怠らないこと。効率化できそうなことは準備した上で提案すること。多方面から人に頼られる人間になるように、早めに仕事を覚えられるように最初から積極的にお声がけして仕事を貰うこと。チームの人の家庭を大切にすること。等を心掛けていました。
後輩へのメッセージ
社会人1年目でスキルがほぼ無い状態なのは皆知っています。ですので、スキル等に関しては働き始めて自分がどれだけ意欲的に勉強するかによって周りの目が変わってくると思うので、最初はそこには心配いらないと思います。むしろ大切なのは仕事に使用するスキルよりも、挨拶やお礼を言う、謝罪する、素直に聞くといった普通のことができるかどうかだと思います。特別なスキルよりも先ず初めにこの普通のことをできるようになっておくと良いと思います。また、「普通」のレベルは人それぞれなので、自分の中でのその「普通」のレベルを上げておくことが今後大切になってくるかと思います。