T.S さん/2016年11月入社
首都大学東京 都市環境科学部 分子応用化学科
バックアップの体制が充実していると感じたことが一番です。私は入社時に実験的作業からしばらく離れていた状態でしたが、二週間の研修で勘を取り戻すことができ、配属に向けた不安を除くことができました。また、直接雇用への後押しを掲げていたことも理由の一つです。直接雇用を長期的な目標に、腰を据えて経験値を積める環境が整っていると感じました。
半導体製造時に用いる洗浄剤製品および関連する工程試料の品質管理を、検査および品質管理システムを用いた一次判定までを通しておこなっています。また、半導体関連化成品を製造する際の原料試薬(他社からの入荷品)に対して、COA等入荷情報の精査や検査のための少量採取をおこなっています。
検査結果報告の納期・締め切りを確実に守るために、1週間のおおよその検査スケジュールを調整し、社員の方々との状況共有を密にしました。また、自分の業務を制限・固定化しないように少しずつですが着実にこなせる業務を増やすよう努めました。その際就業先社員の方々の協力を仰ぐことになりますが、そのための準備や根回しは自分から積極的に取り組みました。
後輩へのメッセージ
様々なことに積極的に取り組み、その過程で自分の得意な作業や領域を見いだせると良いと思います。そしてその得意なことを軸により高度な技術を身に着けたり業務を拡げたりできれば理想ではないかと思います。私は、1か所目の就業先では品質管理業務が未経験だったこともあり検査のペースに付いていくのがやっとでしたが、徐々に慣れる内に自分が効率良く検査をこなすことが得意であることに気づけました。2つ目の就業先ではその効率的な検査業務を確実にこなし、その上で様々な業務に積極的に取り組んだことが直接雇用の機会をもらえた要因だったと思います。