巣立った先輩社員の声INTERVIEW

N.K さん/2020年04月入社
東京工科大学 応用生物学部 応用生物学科 医薬品コース

基本的なことをしっかり行うことは、難しいがとても重要である。

当社を選んだ理由

当社を選んだ理由

私がこの会社を選んだ理由は、人事の方々が研究や理系職について深く理解していると感じたからです。就活を行う中で自分の実績ややりたいことを伝える機会はたくさんありましたが、多くの会社でそれらは人事の方に伝わりませんでした。その中で、自分のもつ技能がどのような職業で活きるのか、また技術者としてのキャリアアップについて面接のときから考えて頂き、応援されている気持になりました。配属前の研修では実用的な実験手技の教育があり、社会に出て恥ずかしくない技術者に育ててくれます。私の場合は研修で習った浮遊細胞培養と分析技術を現在の仕事に活かしています。

現在の仕事内容

現在の仕事内容

細胞培養基質となるタンパク質を製造しています。主な業務はクロマトグラフィーシステムを用いたタンパク質精製であり、細胞培養上清から目的のタンパク質のみを回収する作業を行っています。また、細胞培養から始まり最終製品に仕上げるまでの殆ど全ての工程について教育を受けたため、それら全ての工程に携わる機会があります。製造に関しては、工程内管理用のタンパク質濃度測定や電気泳動等の試験、クリーンルームの日常点検や環境測定、製造資材の在庫管理も含めて行っています。

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

最も意識したことは、任された仕事を最後まで責任を持ち、率先して行うことです。しかし、仕事には得手不得手があり、自分には難しいこともあると思います。そこで私は人に任せず、あくまで自分の仕事として人を頼りました。できないことを習得するには時間がかかるため、就業中に勉強する時間が非効率的に感じたら上司や同僚に相談・解決し、自分の得意なことに時間を割いています。相談することは良好なコミュニケーションとして捉え、人を頼ることはそれ自身が信頼関係に繋がります。少々できないことがあっても普段から積極的に仕事に取り組む姿勢を心掛けていれば、自然と仕事を任される人材に成長できると思います。

後輩へのメッセージ

会社で働くうえで一番大事にしていることは私の取柄でもある「挨拶」です。私は配属初日から欠かさず、デスクに着く前に部屋全体に向かって挨拶をしています。すれ違った際にも会釈だけではなく必ず一言挨拶をします。最初は無視してきた人でも一方的に挨拶をしていると返してくれるようになりました。私はできることが多い方ではないですが、沢山の仕事を任されています。挨拶は仕事におけるコミュニケーションの導入です。繋がりの薄い人にはあなた自身が挨拶しない限りは何も生まれません。今すぐにでも実践してみて下さい。