巣立った先輩社員の声INTERVIEW

A.M さん/2009年01月入社
東京大学大学院 農学生命科学研究科応用生命化学専攻

仕事以外の部分も見られているという意識をもって

当社を選んだ理由

当社を選んだ理由

大学院まで出ましたが、体調不良の時期もあり、就職活動当時の不況もあって新卒での就職がかないませんでした。
フリーターをしながら自分自身を見つめなおしたときに理系の研究に携われる仕事をしたいと思い直し、就職活動を行いました。
履歴書上ではブランクがあっても声をかけていただいたことで自信を取り戻し、ここで仕事をしたいと思いました。

現在の仕事内容

現在の仕事内容

遺伝子治療を目的とした薬品の製造、その原料となる細胞の培養を行っています。さらに培養した細胞から目的となる原薬成分を抽出、精製し、無菌環境で原薬を充填する作業まで全般に携わっています。
主としては動物細胞を小スケールで解凍し、スケールアップを繰り返して大量細胞を行う業務を担当していますが、ただ細胞培養をすれば良いというわけではありません。ほぼすべてがクリーンエリア内の製造作業なので、製造環境のクリーンレベルを保つための日々の清掃や環境モニタリングによるクリーンエリア内の清浄度チェック、使用機器のメンテナンス、様々な資料の文書の作成など多岐にわたっています。

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

『とにかく、愚直に、まっすぐ。ごまかさない。何かをごまかそうとしてもバレる。同じバレるなら最初に正直に言ったほうがいい。
知ったかぶりはしない。知らないことは恥ずかしいことではない。今まで違う畑で経験を積んでいたので知らないのは当たり前。これから学べばいい。
社会人としての基本はしっかり。自分でできる範囲の体調管理については意識を高く持つこと。交通障害以外の遅刻はしない。』
と日々自分に言い聞かせてきました。数々の失敗を積み重ねて、結局は当たり前と思われる部分に戻ってきました。

後輩へのメッセージ

私は転籍までに時間を要した方なので偉そうなことは言えません。
転籍は「縁」の部分も大きいと感じています。
自分に合わないと思う就業先でも何か学べるところはあると思うのでそこで頑張るのも一つの方法です。
自分の能力を評価されていても就業先の事情で転籍がかなわないこともあります。そういう経験を積み重ねました。
自分と「合う」と感じた時に自身をアピールできるように基本を日々磨いておきましょう。ちょっとしたところも見られていますので油断しないように。