O.K さん/2018年07月入社
徳島大学 工学部 化学応用工学科
大学では化学系の学科の修士課程に進学し、いずれは化学の知識、経験をいかした仕事に就きたいと思っていました。しかしながら、大学を途中で退学することになり何も準備をしないまま急遽就活することになりました。当時の自分は右も左も分からないままとりあえず転職サイトのようなもので流されるように様々な会社との面接を行いましたが、化学系とは縁遠いところばかりでした。そこでこのままではダメだと思い、ネットで化学系・中途・転職で調べた結果「アドバンテック株式会社」がヒットし、「ここしかない!」と思い立ちその勢いのまま応募をだし入社することができました。最後に入社の一番の決め手になった理由ですが、様々な化学系の会社で経験を積みながら、実際に自分が社員として働く姿を正社員の方たちを通して見ることができるのではないかと思ったからです。働く上で仕事のやりがいや良好な人間関係を築けるかは大事だと思いますので、派遣として業務に携わりながらそれらを見れるのは他の会社にはない特色かなと思いました。
スマホなどのディスプレイなどに使用される有機ELの原料となる高機能材料(モノマー、ポリマー)の合成及び分析を行っています。化合物ごとに実験の進め方が異なっていたり、化合物の構造が少し変わるだけで反応が全然進行しなかったりと、その場で臨機応変に対応することが求められています。その対応の際には、自己判断で決めず必ず上司に相談したうえで作業を進めています。
淡々とただ作業を指示通りにこなすだけでなく、その作業の意味を理解した上で行うことを心掛けています。そうすれば実験の手順を覚えやすくなるだけでなく、他の化合物を扱う際にでも転用できたりと応用力も身につけることができたと思います。さらに、作業の合間に時間があるときには社員の方に質問や今行っている作業は何をしているかなどを聞き化学の知識を深めつつ、たまに雑談をすることで人間関係の向上にも努めました。また、プライベートのイベント等には積極的に参加して普段お話する機会が少ない社員の方と交流し、自分のことを知ってもらえるようにもしました。掲載用の顔写真はフットサルのイベントがあった時の集合写真のものを使いました。
後輩へのメッセージ
コミュニケーションを大事にしてください。社会で生きるためにはやっぱりこれが一番必要だと実感しました。仕事の話だけでなく、プライベートのことでも構いません。とにかくたくさんの人とお話してください。仕事には知識や経験が必要ですが手に入れるには時間がかかります。ですがコミュニケーションを取るのはすぐにできます。どんな会社でも人付き合いは発生します。ときには飲み会やその他遊びやイベントなどもあります。そういった場で役に立つのがコミュニケーションスキルなので、磨けるうちに磨いておいてください。