M.H さん/2015年04月入社
上智大学院 理工学研究科理工学専攻 博士前期課程 修了
色々と就職活動をする中で、比較的早い段階で、メーカーでの内定をもらいましたが、研究職ではありませんでした。やはり研究職で働きたい、でも、活かせる仕事はあるのか、など悩んでいるところにアドバンテックと出会えました。100%研究職に就ける!様々な研究分野で活躍できる!というのを知りました。
実は、メーカーの他にも人材系の会社も選考に進んではいましたが、就業している先へ転籍を目指す会社・・・後押ししてくれる会社は初めて聞いて驚きました。
選考が進むにつれ、やっぱり研究がしたい!いずれ転籍して幅広く活躍できる研究者になりたいと思い、アドバンテックに決めました。
化学メーカーで、ポリ塩化ビニル用の添加剤の研究開発を担当しています。製造と実験で同じ製品が作られているのか試験をしています。GC分析やIR・原子吸光を使用しています。その他にも英語での交渉等あり、学生時にも勉強していた、英語スキルを更に向上し続けています。
ただ、実験するだけではなく、どうしたらより良いものになるか、日々試行錯誤しながらチームで取り組んでいます。
配属になる前から、元々直接雇用を前提としている企業でした。そこで、新卒社員の私に期待されたことは、どんどん覚えて吸収することでした。
職場では、新卒社員の私に「理論的な考えを持っているか」、「自分の考えの伝え方」、「考える力」を一から教えていただきました。
上司からの勧めで、今の流行だけでなく、古くからあるものをと古書を読むようになりました。これは海外の人との会話をする際にとても役立つのですが、転籍した際には、新規事業の立ち上げや、海外での出張、外国人との折衝等も、今回の研究では含まれるため、柔軟な対応ができるように、とにかく勉強をしました。
後輩へのメッセージ
転籍していく人材はどんな人か、常に考えていくことが大切だと思っています。
技術力は勿論ですが、理論的に話せたり、コスト意識も重要なことです。
学生時代に行っていた経験が、限られているのに大丈夫か心配する人もいるかもしれませんが、そこまでのプロセスがあれば違う分野でもいいのではないでしょうか。私は、学生時に研究のスケジュールを組むこと、効率を考えることなど、そういったことも含めて現在、役立てています。
仕事が出来るように、知識を知恵として使えるようにしていく、そしておかしい数値が出たとしても、操作ミスとだけ考えるのではなく、違う原因があるのではないかと考える・・・そんな社員は巣立っていける社員だと思っています。
私は、私だけでなくアドバンテックで働くみんなが、夢を持って転籍していけるようお手伝いしていければと思っています。