Y.M さん/2017年07月入社
麻布大学 生命環境科学部 食品生命科学科
研究職、分析職に必ず就けることが最も大きな理由です。また、入社後にピペットの操作方法から液体クロマトグラフィーなどの高度な機械まで、充実した研修を受けれることも魅力的でした。
医薬品の原料に関しての品質管理部門で分析を行っています。
試薬を加え、色や匂いなどの反応をみる確認試験や重金属・ヒ素などの含有量をみる純度試験、原料に成分がどのくらい含有されているかの定量試験など、その他様々な分析試験を担っています。
1日にいくつかの分析試験を並行して行いますが、最も多い頻度で使用している機器は液体クロマトグラフィーです。
精密な機械なので作業は特に注意して行っています。またその他、データのまとめや書類整理も日々行っています。
一番努力したのはいかに効率良く振り分けられた試験をこなすか、です。はじめは難しいですが、あらかじめ試験操作を全て確認して「自分はこの分析にどのくらいの時間がかかるのか」を頭の中で振り分け、1つの分析の隙間時間に他の分析を進めています。私の場合は何度も試験をすることで慣れたことも大きかったですが、まず人に聞く前に一度自分で調べてみることも大切だと考えています。また社会人になるときに必ず言われますが、報・連・相は最も大切です。今自分はどこまで終わっているのか、わからないことは何かなどを簡潔にかつわかりやすく上司に伝えることによって仕事が円滑に進み、日々のコミュニケーションもとれていくのではと常に心掛けていました。
後輩へのメッセージ
私はこの仕事に就くにあたってブランクがあったため、まさに右も左もわからないような状態でした。
しかし充実した研修や実際の現場での丁寧な指導をしていただき、学生の時には持っていなかった多くの知識を身に付けることができました。
誰でも始めは上手く仕事ができるだろうか、馴染めるだろうかといった不安はあると思います。時には仕事ですから、怒られることもあると思います。しかしそれは同時に、上司の方がきちんと自分を見てくれているということでもありますので悲観的になりすぎず、きちんと受け止め、わからないことや難しいことに対して自ら行動したりと、今の自分ができる精一杯の努力をすることでそういった不安は徐々に解消されていくのではないかと思います。