巣立った先輩社員の声INTERVIEW

私は研究職に就きたいと思っていましたが、早く就職して実践スキルを身に付けたいとも思っていました。しかし、学部卒で企業の研究部門での採用は、難しいのも分かっていましたので特定派遣に焦点を当てて就活をしていました。
特定派遣会社の中でアドバンテックを選んだ理由は、研修やサポート体制が整っていると感じたからです。研修では座学だけではなく実技の研修があり、学部卒で経験が少ないという不安も和らげることができました。

アドバンテックに入社して2年間は製薬会社に派遣され、化合物のスクリーニング事業に従事してきました。
3年目の年に転籍先となる再生医療のベンチャー企業に派遣され、主に細胞培養、細胞から立体構造体の作製、出来た構造体の評価を行っています。また、来社された方に研究開発内容の説明をしたり、展示会のブースに立って説明をしたり、学会や講習会に参加したりなど、社外の方と接する機会や勉強する機会も頂いています。
小さな会社ではありますが、その分、実験プロトコルの立ち上げから実際に実験をして出た結果の解釈まで任せてもらえたり、意見やアイデアが通りやすかったり、社外の方に接する機会や学会に参加したりと色々なことに挑戦させてもらえるのが自分のスキルアップに繋がりますし、やりがいにも感じています。

既にいるメンバーと協調性を持ってうまくやっていける人であるかどうかは所属する組織にとっても自分にとっても今後一緒に働いていく上で重要です。情報と意見の共有をこまめに行い、目的と目標を常に擦り合わせる事でミスの減少や気付きに繋がると感じました。
また、テクニシャンなら指示された仕事を言われた通りにこなすのが一番求められるスキルですが、正社員に求められているのはそこから一歩進んで結果に対して自分で考えて判断できるかだと思います。そのためにはまず正しく結果を解釈する事が必要となるので、仕事に関わるところで自分に足りない部分の知識は参考書や論文を読んだり、学会や勉強会に参加したりして増やしていく努力を行いました。