M.Y さん/2019年09月入社
神奈川大学 工学研究科応用化学専攻
私が当社を選んだ理由は、自身のキャリアの形成とともに、自身が何をやっていきたいのかをより明確化できると感じたためです。
私は大学で学んだ化学の知識を生かしてやりがいのある仕事に就きたいと考えていましたが、具体的には「やりがいのある仕事」とは何なのか、実際に就業した体験がない私にはわかりませんでした。
当社では特定派遣という大学時代での自身の知識や経験を生かしながらも、研究開発や、品質保証など様々な形で多くの仕事を経験でき、自身のキャリア形成を行いながら、私が仕事に何を求めるのか把握できると考え、当社を選びました。
現在の仕事の内容は、様々な樹脂製品(接着剤やクラフト用レジンなど)の研究開発業務を行っております。
お客様から依頼された要望を受け取り、樹脂製品の改良や既存製品の物性評価、また新製品の開発業務にも携わっております。
製品の改良では、頂いた要望に合わせて樹脂を配合し、その樹脂の物性評価や保存安定性試験などを行います。その結果を元に、再度樹脂の配合を行い、お客様の要望に沿った製品を提案できるように検討を行っております。
既存製品の物性評価では、お客様がご使用される環境下(高温下、高湿下、被着材など)において、問題なく製品として活用できるか実際に再現した環境下にて、製品の物性評価を行います。
私が転籍のために心がけたことは派遣社員としてではなく、正社員として仕事に取り組むことです。
派遣社員という立場では、お仕事を頂くときに受身で考えてしまい、指示された内容をこなすだけで終わってしまうと思います。自身が正社員として仕事をしていくことで、自身で考えて仕事に取り組め、仕事に対して一層、興味が深まったと強く感じています。
そして当社での定期面談において、転籍先の会社の私に対する要望を知ることができ、より客観的に人材としてどのようなことが求められているのか把握でき、その内容を心がけて仕事に取り組みました。
後輩へのメッセージ
私は当社に入社してから1つの学術機関と2つの企業にて、異なる業界の研究開発や、品質保証業務に携わってきました。
それぞれ仕事のやりがいや大変さ、求められる能力など、とても大きく異なっていることを強く実感しました。
その中で、自身が会社に何を求めるのか、実際に働いていく上で優先順位をつけることができたと感じています。
この様々な環境で働くことができる当社の強みを生かして、皆さんもご自身が働くことについて何が大切か、肌で実感しながら考えを深めて頂けたらと思います。
最後に、皆さん様々なお仕事に従事されて、それぞれ苦労も異なると思いますが、お互いにお仕事を頑張っていきましょう。