K・K さん/2018年03月入社
京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻
私がこの会社を選んだ理由は、実践的な実験機器の実習が充実している為です。派遣先で初めて触る機器があっても困らないように派遣される前に実験実習があり、また派遣先で機器の扱い方で困ったことや上達したい場合、休日に研修を受けることが出来ます。そのため、派遣先で自信をもって機器を操作でき、転籍する際には武器としてアピール出来るので、様々な機器を扱えるようになって派遣先や転籍後に活躍したい方に向いている会社だと思います。
主に分析業務と細胞実験に従事しています。分析業務では抗体医薬品の安定性試験・品質評価を行っており,HPLCやLC-MSを用いて抗体医薬品の類縁物質や糖鎖修飾を測定・解析をしています。細胞実験では、抗体医薬品を発現させるための道具であるプラスミド作製し、細胞にそれを導入することで抗体医薬品を発現させ、高産生能の細胞株を樹立しました。また、遺伝子編集した細胞株を樹立し、遺伝子編集した細胞株の評価(ゲノムDNAのシーケンス、ウエスタンブロッティング)も行いました。
1つは次に行うであろう業務・実験を先読みし、準備をしておくことです。現在行っている実験や実験結果から、次の実験内容や必要な試薬等を考え早めに準備することで、実験内容を理解し考えながら実験をすることができる人であるとアピールできると思います。また、自分で考え必要なことを指示される前に行動出来る人は会社にとって欲しい人材だと思います。2つ目は意欲的に仕事に取り組むことです。手が空いたら手伝うことがないか積極的に聞き、また実験や業務について知識が足りないと感じたら上司に聞くことによって真面目に仕事に取り組む人だとアピールできると思います。
後輩へのメッセージ
派遣先で初めて触る機器や実験をすることが多く不安があると思いますが、新しいことを学べる、スキルが身につくと考えて楽しく仕事をしてください。ミスをすることも多々あると思いますが、落ち込まず成長する機会と考え、なぜミスをしたか原因追求して同じミスをしないように頑張ってください。最後に、業務・実験について自分の考えを伝えることはとても大切です。伝えることで更に自分の考えを聞いてもらうことができコミュニケーションも捗ります。なので、怖がらず積極的に自分の考えを伝えてください。